- 食べた後眠くなりませんか?
- 最近胃が弱っていませんか?
- なんか疲れやすく、やる気が起きませんか?
こんな症状で悩んでいたら、「食べすぎ」かもしれません。
3食しっかり食べることは一見健康そうに見えますが、実際は、あなたのその不調は食べすぎの習慣が招いている可能性が大きいのです。
本記事では、「細胞のリサイクルシステム」と呼ばれている「オートファジー」機能を活性化する「16時間断食ダイエット」に特化し、若くて元気な体を手に入れる方法を詳しく解説しています。
「断食なんてムリ!」と思っている方、ご安心を!意外にすぐ慣れ、簡単にできるのです!この記事を読めば、16時間断食ダイエットの敷居の低さに気づき、ダイエットと若返りの魅力に驚愕することでしょう!
ぜひこの記事で一緒に学び、今日から16時間断食ダイエットを始めましょう!
まず初めに、3食の食事がもたらす弊害について解説します。16時間断食ダイエットのやり方を知りたい方は、割愛してください。
3食規則正しい食生活がもたらす弊害について
「私、3食規則正しく、しっかり食べています!」
「食べすぎなんて、失礼よ!」
などと思っているあなたにお伝えしたい!
断言します!食後の体調不良を感じる方は、「食事の見直し」が必要です!
食後は血糖値が上昇し、多少の眠気はふつうのことです。ただ、疲れやだるさがひどい場合は、「食べすぎ」「胃腸が弱っている」サインが考えられます。
「何か調子がイマイチ」と感じている人は、16時間断食ダイエットを実践してみましょう。
なぜ食べすぎに気づかないのか?
しかし、「朝・昼・夜」と3食とることを習慣化している現代、
「今空腹か?」
「体がエネルギーを必要としているか?」
など一切関係なく食事をとってしまいます。まるで食後の歯磨きの習慣のように。
しかも、胃腸は伸縮性があり、食べた量に合わせ膨らむ性質があります。普段から慢性的に食べすぎの人は、「胃が膨らんでいる状態が当たり前」となっているので、食べすぎていることに全く気づきません。
「食べすぎ」に気づきにくいので、食べすぎ習慣を見直すためにも、一旦リセットしましょう。
その最適なリセット方法が「16時間断食ダイエット」なのです!
オートファジー機能の解説
「オートファジー」という言葉を聞いたという人も多いのではないでしょうか?
「オートファジー」とは、2016年東京工業大学の大隅栄誉教授が、ノーベル医学生理学賞を受賞した「細胞内のリサイクルシステム」のことです。細胞内の古くなったたんぱく質が、自浄作用により、新しく作り替えられるシステム。
オートファジーによって、細胞が若返る。そして若くて元気な細胞に関与している「ミトコンドリア」も若返る!
逆に、細胞内の「ミトコンドリア」が古くなると、エネルギー(ATP)生産が低下し、活性酸素が増えはじめます。活性酸素が増えることにより、老化や病気が進行するのです。
- 細胞内のミトコンドリアが古くなる
- 細胞内のエネルギー(ATP)生産が低下
- 活性酸素が増加
- さまざまな病気、老化の原因
では一体「ミトコンドリア」は細胞内でどのような働きをしているのでしょうか?
- 細胞内に存在する細胞内小器官。
- ATPの生成やアポトーシス(細胞死)において重要な働きを担っている。
- ミトコンドリアは、1細胞あたり100個から2000個程度含まれる。
- ミトコンドリアは食べ物から取り出した栄養と呼吸によって得た酸素を使って「ATP」という細胞の活動に必要なエネルギーを生産している。
つまり、新しく元気なミトコンドリアが細胞内にたくさんあればあるほど、たくさんのエネルギーが作られ、疲れ知らずの若々しく、健康な体を手に入れられるのです。
そして、このミトコンドリアも「オートファジー」によって、新しく生まれ変わることができます。
ミトコンドリアの働きを活発にさせるには、オートファジーを活性化すればいいのね!
そこで、「16時間断食ダイエット」が登場!「飢餓状態」を作るのに、このダイエットが一番理にかなっているのです!
では、本題の「16時間断食ダイエットのやり方」を解説していきます。
16時間断食ダイエットの効果的なやり方
さまざまな書籍を分析した結果、
- 「睡眠+断食時間=16時間断食」が一番簡単でシンプル!
睡眠中はだれしも絶食状態になれます。この睡眠時間を前後に挟んだ計16時間を空腹状態にするだけ。
ご想像のとおり、起床中の時間を使っての16時間断食は、修行のようなつらさが伴うと考えられます。しかし、睡眠中は空腹感も感じないので、この睡眠時間を断食時間にあててしまえば、つらさは軽減できるのです。
起床中の空腹を耐える時間は、実質8~10時間程度となるのです。(睡眠時間を6~8時間と計算した場合)これなら、取りかかりやすいですよね?!
しかも、16時間断食ダイエットがもたらす効果は絶大!これを知ったら少々の空腹も我慢できるはずです。
断食がもたらす数々のメリット
今現在わかっているだけで、断食の効果は無限大!
- 内臓の疲れが取れ、内臓機能が高まり、免疫力アップ
- 血糖値が下がり、インスリンが適切に分泌され、血管障害が改善
- 脂肪が分解され、肥満予防
- 体の不調や老化の進行が改善
- 難しいカロリー計算が一切不要
- オートファジー活性化により、活性酸素を抑制
- がん、アルツハイマー型認知症予防、高血圧の改善 など
病気や老化は、細胞が作り出す活性酸素が要因で起こります。この活性酸素の抑制に「オートファジー機能」が欠かせないのです。
老化は40代ころから加速され、体の不調が徐々に現れ始めます。16時間断食ダイエットは、まさしく中高年向けのダイエットと言えるでしょう。
16時間断食ダイエットについて詳しく書かれた別記事もあわせてお読みください。参考書籍も紹介しております。
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空腹時の救世主:ナッツ類
今まで3食しっかり食べていた人が、16時間断食ダイエットを始めたころは、「空腹」を多少なりつらく感じます。
でも、ご安心を!実は、断食ダイエットと言っても、断食時間中でも食べれるものがあります。それは、
ナッツ類です!
おすすめは、味付けなしの「素焼きナッツ」しかも、数種類のナッツが含まれている「ミックスナッツ」がいいですね。さまざまな栄養素がとれます。
ナッツ類は、低糖質、良質な脂肪、食物繊維が豊富で、急激な血糖値上昇が抑えられます。少量で満腹感を得られる上、満腹感も長く続きます。しかも現代人に不足しがちなビタミン、ミネラルも豊富!うれしい限りです。
まだ研究段階ではありますが、ナッツに含まれる不飽和脂肪酸がオートファジーをより活性化させることがわかってきました。
16時間断食ダイエット+ナッツの組み合わせは、最強ね!
ただし、メリットだけではありません。デメリットもあるので、下記のことに注意しましょう。
16時間断食ダイエットの落とし穴:筋肉減少
16時間断食ダイエットは、脂肪が分解されるばかりでなく、筋肉も一緒に分解されがちです。したがって、16時間断食ダイエット中の運動は、筋トレを積極的に行いましょう。
ただし、ハードにやる必要はありません。強度な筋トレは、逆効果!体に負担を与えすぎると、活性酸素が増え始め、体を痛めつけてしまいます。
無理のない、中程度の筋トレを行いましょう。
階段の上り下り、腕立て伏せ、腹筋、スクワットなどで十分よ!
また、オートファジーは細胞を元気にさせる働きがあるので、「がん細胞」も活性化させてしまう懸念があります。がんを患っている方は、医師と相談しましょう。
6か月経過した今経験者が感じる「オートファジーダイエットのデメリット3点」を詳しく解説している記事はこちらです。対策を講じ、オートファジーダイエット成功への近道になること間違いなしです。
本日のまとめ
まだオートファジー機能を利用した「16時間断食ダイエット」を試したことのない方は、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?
いろいろ書籍に目を通してわかったのですが、このダイエット方法は、科学的にもメリットが証明されている、納得がいく本物のダイエットです。
中高年になれば、細胞のサイクルが落ちてくるのは当たり前。だからこそ、空腹の時間を作って、オートファジーを活性化し、細胞レベルで元気になるのが理想です。科学が発達した現代だからこそ、考案された最強ダイエットなのです。
面倒なカロリー計算もなく、始めやすいダイエット。ぜひ今日から16時間断食ダイエットを実践し、若くて元気な人生を楽しみましょう!
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。