闘病記

乳がん①|がん発見から転院まで~年1回乳がん検査を受けましょう~

女性のみなさん、乳がん検査を受けていますか?

日本女性の乳がん発症率は、9人に1人となっていて、増加傾向が続いています。乳がんは誰もが発症しうるがんです。

このブログは、2022年がん研有明病院にて乳がん手術(乳房温存)+放射線治療を終えた私が、自分の経験を発信し、皆さんのお役に立てればと思い執筆しています。

乳がん定期検査を受けましょう!

まず最初に私の乳がん発見の経緯を簡単に説明します。

2016年以降、私は乳腺外来で毎年1回乳がん定期検査を受けています。

ことのきっかけは、いつものように自分で胸のチェックをしているある日、左胸のしこり(これは良性でした)を見つけたから。口から心臓が飛び出しそうなほどびっくりし、焦りました。

事実、本来なら乳腺科に行くべきところ、近くの産婦人科(!)に診察しに行くほど当時は乳腺について何もわかっていませんでした!

産婦人科医師の診察後、紹介状を持ってすぐに乳腺外来のある総合病院へ出向きました。

この時から私は年1回乳腺外来で専門医による胸のチェックを行うようになったのです。

  • 2016年左胸乳腺線維腺腫(良性)を発見、以降毎年1回乳腺の検査
  • 2021年10月右胸に新しい影を発見
  • 2021年10月がん研有明病院へ転院
  • 2021年11月乳がん確定
  • 2022年2月乳房温存手術(ステージ0、非浸潤がん)
  • 2022年5~6月放射線治療(計20回)
  • 以降乳がんサバイバーとして生活中!

良性の乳腺線維腺腫発見

2016年、初めての乳腺外来での検査の流れは以下の通り。

  • エコー&マンモグラフィ撮影
  • しこりの組織を調べるため「穿刺(せんし)吸引細胞診」と「針生検」を行う。乳腺に異常を認めたとき、これら追加検査をするのが一般的です。
  1. 穿刺(せんし)吸引細胞診:細胞診の一種で、病変部に直接細い針を刺し、注射器で吸い出した細胞を顕微鏡で検察。
  2. 針生検:細胞診よりも太い針を病変部に刺し、病変部一部を取り出します。針が太いので局所麻酔をして行います。

その結果、「良性の乳腺線維腺腫」と診断がつき、この時から毎年1回乳腺定期検査をこちらの病院で受診することになったのです。

さくらんぼ

乳腺線維腺腫があったから、毎年1回の検診がルーティーン化したのね!

そして、2021年10月20日に年1回恒例の乳腺検診を受けたのです。 

この日もいつも通りの検診のはずでした。

乳腺線維腺腫は中年以降の女性によく発症する良性のしこりです。加齢による白髪と同様、乳腺の加齢の一種と医師から説明を受けました。

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右胸に新しい黒い影を発見!

2021年10月、マンモグラフィ撮影を終わらせた後、医師が待つ診察室へ。いつもの段取りでエコー検査を終え、椅子に腰かけると、担当医が開口一番、

「うーん、右側の影が大きくなっている」と。続けて、

「去年の画像と比べても、明らかに大きく成長している。そして、形もよくない」

イヤな予感。「がんは形がいびつ」と以前医師から説明を受けていた事を思い起こしました。

影の正体を調べるため「細胞診」を続けて受けることになりました。久しぶりの細胞診は、前回よりも痛みを感じました。今考えるとこの痛みは「がんだった」からでしょうか?

細胞診の結果は11月10日。3週間も時間があります。「がん」という事も想定し、私はこの日から乳がんに関する情報収集に奔走しました。

乳がんに関する情報収集の大切さ

情報が溢れている時代だからこそ、情報精査がとても重要です。私が乳がん情報源として一番信頼した1冊が、こちらの本です。一度図書館で借りたのですが、乳がんと判明した後は手元に1冊置いておきたかったので、購入しました。この本で乳がんについて勉強し、知識を得ることができました。この本のおかげで、主治医からの説明もわかりやすく、治療方法についても選択基準となりました。

乳がんと診断を受けた方におススメの1冊です。

患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2019年版 [ 日本乳癌学会 ]

Youtubeでも乳がんサバイバーさんたちが多数動画をアップしていますが、がんの状況はさまざま。同じステージであっても、患者さんの全身状態や既往歴などによっても治療は異なってきます。他人の状況に一喜一憂することがないようにしたいですね。

正しい情報を入手するためにも、情報源がどこから発信されているのかを毎回精査しましょう。

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新しい影は自覚症状なし

右胸の乳首下に影があると指摘されたので、帰宅後自分自身でも何度も触ってみました。しかし、しこり感ゼロ!痛みもありません!俗にいう、「自覚症状ゼロ」の状態。

つまり、この定期検診がなければ、2021年私はがんに気づくことなく、数年後気づいた時には大変なことになっていたと思うのです。

  • 2020年の画像では、右胸の影ははっきり映っていませんでした。たった1年の間でがんは2センチ大まで成長していました。
  • 2センチ大のがんではありましたが、しこり、痛みを感じないものでした。

日頃より自分自身の胸の状態を把握することは大切です。しかし、早期がんの場合自覚症状がないこともあるので、乳腺外来での定期健診は必須です。

8割がんの疑い

11月10日細胞診の結果告知の日、重い足取りで診察室へ入ると、医師より

「8割がんの疑いがある」と、

告げられました。

この3週間の間、夫と二人で話し合いを重ね、次取るべき対応を既に決断していました。それは、がん専門病院へ転院希望を出すことでした。

「今後の検査・手術は、症例数が多いがん専門病院で受けたい」と、私たちは決めたのです。

案の定、医師は「より詳しい検査が必要」と続けたので、その場で「がん研有明病院」への転院希望を打ち明けました。

医師は快諾し、2日後には紹介状も完成。「がん研有明病院」の初診は、2021年11月18日に決定しました。

下記HPでは「がん研有明病院」での初診予約の入れ方、必要書類など詳細が説明されています。ご参照ください。

がん研有明病院HPはこちら

がん研有明病院の初診予約には、「紹介状」が必要です。今通われている病院から紹介状を作成してもらい、予約を入れましょう。

本日のまとめ

2016年に見つかった左胸の良性のしこりを機に、年1回の乳がん検診がルーティーンとなりました。2021年新たに反対側に影が見つかったときは、自覚症状が全くない状況だったので、まさに寝耳に水。

半信半疑で細胞診の結果を聞きに行ったら「8割乳がんの可能性」という事で、乳がん手術症例数が日本1位の「がん研有明病院」への転院を決心しました。

その後、いろいろ検査を進める中、乳がんが確定していくのですが、通院、検査、手術、放射線治療などについて今後情報を発信していきます。

次回はがん研有明病院での初診の流れを説明していきます。皆様のご健康をお祈りします。本日も最後までありがとうございました。