初対面の人、ママ友とのどうでもいい会話、久しぶりに会った親戚など、「ビミョウな関係」の人たちと話さなくてはならない状況。
つらいですね。皆さんが「苦手だな」と感じる理由はさまざま。
「何を話していいかわからない」
「沈黙が苦手」
「気を使うから疲れる」など。
実は、こういう場面でこそ、あなたの「雑談力」で簡単に切り抜くことができるのです!
- 「雑談力」があれば、もっと人づきあいがラクになり
- どんな人とも楽しい会話ができる
- あなたはみんなの人気者になり
- 仕事の場面でも大きな取引を依頼されるかもしれません
雑談力=人間力よ!
「雑談力」は、人生を豊かにしてくれる魔法のスキルです!
でも、こんな魔法のスキルを身につけるのは、難しそうと思っていませんか?
心配無用!実は、たった7つのルールでグーンとあなたの雑談力はアップします。
この記事では、雑談力の鍛え方をどこよりもわかりやすく伝授しています。どうぞ最後までお付き合いください。
本日の記事は、五百田 達成著(いおた たつなり)「超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける」を基に作成しました。詳しく本書を読まれたい方は、こちらもどうぞ。
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雑談の定義

まず初めに、「雑談とは何か?」という定義をお伝えします。雑談とは、
- ビミョウな関係の人と
- 適当に話しながら
- なんとなく仲良くなるための
- とても繊細な会話方式 のこと。
なので、雑談は、難しく多くの人が失敗しがちになるのです。
では、どうしたら雑談が上手にできるようになるのでしょうか?こたえは、
それでは、本題の「雑談ルール7選」を一つ一つていねいに解説していきます。
雑談の基本ルール7選

今からお伝えする「雑談の基本ルール7選」を押さえるだけで、雑談が格段と上手になります!このルールは、皆さんが苦手としている
- 話し方
- 聞き方
- 沈黙の対処法
- 話しの切り上げ方
完全網羅版です。これさえマスターすれば、あなたも今日から「雑談の達人」。
では、まず最初に「話し方」について詳しく掘り下げてみましょう。
会話のラリーをするのみ
勘違いしていませんか?雑談を盛り上げのに、「面白い話(内容)」が必要だと。
- 実は、雑談に大切なのは、「内容」ではなく、「ラリー」です。
雑談は、会話が続くだけでいいのよ!
そもそも雑談の目的は、
- 「会話を通して、お互いの警戒心を解き、スムーズで円滑な人間関係を築く」
ことです。雑談ラリーさえすれば、人と簡単に仲良くなれます。話す内容なんて関係ないのです!
では、ラリーを続けるのにどうしたらよいのでしょうか?
気持ちのやり取りをする
雑談では、
- 「情報交換」ではなく、「気持ちのやり取り」が大切!
間違えないでください!「情報交換」は、あなたが欲しい「いい人間関係」を遠ざけます。
なぜなら、人は気持ちを伝えることにより、お互いの気持ちが近づくからです。「喜怒哀楽」の感情を相手に伝えるラリーをし、仲良くなりましょう。
「自身のエピソードや経験談+感情」をセットで話す
「How to 本」でよく述べられる、会話おススメトピック:「時事ネタ」「ニュース」などの話題は一切不要です!
- 自身の身近なエピソードを主に話せばいいのです。自分の気持ちも一緒に添えて!
- 人は「自身のエピソード」が一番話しやすい
- 感情移入がしやすく
- 感情のやり取りがスムーズになり
- より相手と仲良くなれる
簡単ですね!一旦ここまでをまとめてみますと、
雑談のトーク力には、気持ちのやり取り(ラリー)が必要で、「自身のエピソードと感情」をセットで話をしていきましょう!
次からは、「聞き方編」を解説します。
肯定して共感するのみ

雑談は人間関係の構築が目的でしたね。自分の事を話す分、「相手の雑談もキチンと聞く」ことも大切なルールです。
その時の注意点として、
- 相手に「結論やオチ」を求めない!
- ひたすら、「会話のラリー」を続け
- 「相手が自分の気持ちを楽しく話せるように」
- 集中して相手の話を聞いてあげましょう!
雑談では、相手の話が多少間違っていたり、意見が違っていても訂正してはいけません!ただ相手の話を受け止め、共感するのみ。
人は肯定されると、もっと自分の気持ちを打ち明けてくれます。「気持ちのラリー」をとおしてより親しい人間関係を築けるのです。
人は相談するとき、
- 「すでにその人の中で答えが出ている」が常識。もしくは
- 「答えが出ていなくても、ただ単に話を聞いて欲しいだけ」
- 相手は、あなたのアドバイスを求めていません!
あなたが共感するだけで、相手は気持ちよく会話を進めることができるのです。
では、「共感」ってどのようにしたらよいのでしょうか?
これだけで、共感口調になります!かんたんですね!例えば、
- 「かわいいよね!」
- 「楽しいよね!」
- 「つらいよね・・・」など
- 語尾に「よね」を付ければ簡単に「共感口調」ができます
また、オウム返しも最強です。これは、ただ単に聞いた「単語」を繰り返すだけ済みます。
- 「最近おいしいケーキ屋見つけたの」→「ケーキね!」
- 「表参道にあるお店なんだけど」→「表参道!」など
- 相手が言った単語をリピートするのみ
大げさなリアクションで一緒に楽しむ

相手が話している間は、
- 「手をたたいたり」
- 「表情豊かに笑う」などをして相手に
- 「ちゃんとあなたの話を聞いています」をアピールしましょう
「話を盛り上げなくては!」なんて気負う必要はありません!「ちょっと手を抜く」感じでいいのです。あなたがリラックスしていれば、相手もリラックスできます。リラックスした方が会話も弾みます!
では、万が一恐怖の「沈黙」が来たらどうしたらよいのでしょうか?
沈黙時は、「自分に近い話題」に引き戻す
- 沈黙は、「会話のペースを落としなさい」というサインです。
沈黙に恐れず、
- ゆっくりと
- 声のトーンを抑えて
- 「自分のエピソード+感情」に引き戻しましょう
自分に近い話の方が、話は尽きませんし、会話のリレーがしやすいのです。
ではこの辺で「会話の切り上げ方」をお伝えします。
腹八分目で切り上げるのがちょうどよい
関係を程よい距離でキープするためにも、
- 「ある程度のところで切り上げる」ことも大切なルールです
切り上げ方はかんたん!「今まで学んできたことの真逆のことをする」のみ!つまり
- 自分の気持ちを話さない
- リアクションを抑える
- 話をさっさとまとめ
- そして、去る
最後に必ず「ありがとうございました」とお礼を言って別れましょう。
これが、「雑談基本ルール7選」となります。これさえマスターすれば、あなたも今日から「雑談の達人」です!
- 会話のラリーをする
- 気持ちのやり取りをする
- 「自分のエピソーや体験談+感情」のセットで話す
- 肯定して共感するのみ
- 大きなリアクションで一緒に楽しむ
- 沈黙時には「自分に近い話題」に引き戻す
- 腹八分目で切り上げる
次からは、「初対面の人と会った時の実践編」へ進みます。今まで学んできた基本ルール7選とあわせて使ってみてください。
初対面の人と話す雑談編

初対面の人と話すときが一番緊張する瞬間ですよね。相手の名前も知らなければ、性格、仕事など相手の情報がゼロ状態。
初対面の場面、何から始めればよいのでしょうか?
最初のあいさつ
まず最初の切り出しは、あいさつですね!
最初のあいさつは、「はじめまして、〇〇と申します」「ご無沙汰しております」なんてかしこまって言う必要はありません。
ただ、「こんにちは、〇〇です!」と、明るくあいさつをするだけで十分。明るいあいさつをするだけで、その場の空気がパッと明るくなり、会話のリレーがしやすくなります。
何度でも自分の名前を名乗る
自分の名前は何度でも名乗りましょう。
初対面だろうか、2回・3回会った相手だろうか、全くかまいません。「〇〇です!」と元気に名乗ることで、相手があなたの名前をしっかり覚えることができます。
しかも、相手も自分の名前を名乗りやすくなり、あなたも相手の名前の確認ができます。一石二鳥ですね。
最近ハマっているものを尋ねる
「趣味は何ですか?」
なんて野暮ったく質問しないでください。それより、
「最近ハマっているものありますか?」の方が、答えやすいですね。
こたえも気軽に、
- 先週末の出来事や
- 今週末の予定
などを話せばいいのです。かしこまる必要はありません。常にリラックスを心がけて!
「過去・未来・現在」に沿った話題選び

話題の選び方は、「過去・未来・現在」の時系列に尋ねると話が続きやすくなります。相手の知らないことがあれば、この時系列で聞けば、質問もしやすくなります。
相手も自分の時系列なので、答えやすく、話が盛り上がります。
主導権は常に相手に
会話の主導権は、相手に握らせてあげましょう。あなたは、自分のことを多く語る必要はありません。
あなたは大きなリアクションで、相手の話を聞くだけでいいのです。
相手が7割、自分は3割程度がちょうどいいわね!
最後に「イヤミを言われたり」「答えるのに困る質問を受けた」場合の対処方法を解説します。
困ったときの対象法は、笑顔で「ありがとうございました」

ズバリ、笑顔で「ありがとうございました」と言って強制終了!
答えるのに困ったときは、反論する必要はありません。強制終了すればいいのです。
また、他の人がいる場合は、会話の矛先を別の人に向けるのも手です。
「ありがとう」は最強のことばね!
本日のまとめ

「雑談力7選」を理解していただけましたでしょうか?
- 会話のラリーをする
- 気持ちのやり取りをする
- 「自分のエピソーや体験談+感情」のセットで話す
- 肯定して共感するのみ
- 大きなリアクションで一緒に楽しむ
- 沈黙時には「自分に近い話題」に引き戻す
- 腹八分目で切り上げる
雑談力には、有名司会者のように豊富な知識、対応力、まとめ上げるスキルなど一切不要です。
- ただあなたは「潤滑油」としてその場を和ませればいいのです。
「平和な空気」が流れるところに、人は集まってきます。あなたの周りに人が集まり、会話を通してあなたはより雑談力を上げる。そしてあなたはより人気者に。
- 良い人間関係は「食事、運動、睡眠」同様、人が豊かに生きるためにとても大切なもの。
「人との会話が苦手だな」と思っている人は、ぜひ「雑談基本ルール7選」をトライしてみてください。まずは手始めに、家族との何気ない会話からこのルールを実践してみてはいかがでしょうか?
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。